ビタミンCは体内で作れないため、サプリメントや食事から成人の男性・女性1日85〜100㎎摂取が推奨されています。
ビタミンCが不足すると壊血病、皮下出血、骨形成不全、貧血になるおそれがあります。風邪やインフルエンザなどの感染症の時その必要量が増加し、喫煙によってもビタミンCの要求量が高まります。
近年、野菜の摂取量が減少しており、不足しがちなビタミン類を野菜ジュースやサプリメントで補う人もいますが、野菜ジュースやサプリメントから摂取されるビタミンCは、通常の食事で野菜から摂取した場合よりも、排せつまでの時間が非常に短いことが知られています。
例えばビタミンCを多く含むじゃがいもやさつまいもなどはビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。
これらのいも及びでん粉類、果実類、野菜類、し好飲料類などビタミンCを多く含む物も上手に摂取しバランスの良い食事を心がけたいですね。